金魚屋古書店
本は一期一会です。
後で買おうとか、単行本までまとうなどと思っていたら、絶版になっていたり、単行本にならなかったり、日常茶飯事です。
面白いと思った時に手に入れないといけないのです。
そして、今回の本は、奇跡の再会を果たした貴重な本です。
タイトルや作者なんか、全然覚えてませんでした。その上、どこでどんな形で読んだのも覚えていません。ストーリーもまったく覚えていませんでした。
しかし、ふらっと立ち寄った本屋で、この本を見つけたのです。
ちらっと表紙を見ただけで、この本(正確には、収録された話)を読んで面白かったと言う感覚があったに違いないと言う確信を得たのです。
そして、迷わずこの本を買いました。
読んでみると確かに、読んだ事がある話が1話ありました。
思わず、感動で身を震えました。
おお、たしかに万引きした本を古本屋にもちこんだガキたちがいて、外にスリップが捨ててあった。
そう、それしか、覚えてなかったのです。
でも、それでも、また再会する事ができました。
それが本の魔力の一つかも知れません。
この本の内容も、そんな本の魔力を、実際のマンガを通じて表現しています。
マンガ好きな人、本好きな人はぜひ読んでください。
なぜ、本に囚われているのか分かるはずです。
- 作者: 芳崎せいむ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/12/24
- メディア: コミック
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